柏が決勝へ 横浜Mの弱点を見抜き、狙い通りのゲーム運び

 「ルヴァン杯・準決勝、横浜M0-1柏」(7日、ニッパツ三ツ沢球技場)

 柏が一発勝負で強さを発揮した。前半11分、コーナーキックからDF山下達也のヘッドが決勝ゴールとなり、今季リーグでは1分け1敗だった横浜Mを敵地で破った。7年ぶりルヴァン杯の頂点へFC東京と決勝で戦う。

 すでにリーグで2試合を戦ったことから弱点は見えていた。ネルシーニョ監督は攻撃的なマリノスの守備ライン背後が空くと分析。「相手の背後をうまく突いて狙い通りの運びだった」とFWオルンガを中心に最終ラインの裏へ走らせ、効果的にチャンスを作り出した。

 ただ、追加点は奪えなかった。後半には完全に流れを手放し、相手の猛攻を受け、1試合を通して20本のシュートを浴びた。それでも「決勝に行きたい気持ちを強く持っていた。そのためにチームとしても準備してきた」とGKキム・スンギュが好セーブを連発。チームも一体となり1点を守り抜いた。

 指揮官は「チームのできは非常に良かった」。十分な手応えを得て、タイトル奪還を狙う。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス