ビリャレアル久保“古巣”に進化示した 後半29分から出場で見せ場

 「スペインリーグ・バルセロナ4-0ビリャレアル」(27日、バルセロナ)

 ビリャレアルのMF久保建英(19)はアウェーのバルセロナ戦で0-4の後半29分からプレーした。久保は開幕から3試合連続の途中出場。チームはそのまま敗れて今季初黒星を喫した。今季初戦のバルセロナは17歳MFファティの2得点やFWメッシのPKなどで前半に4点を奪い、クーマン新監督の初陣を飾った。

 開幕から3戦連続でベンチスタートとなったビリャレアルの久保は、4点を追う後半29分から右サイドに投入された。既に大勢が決まった状況だったが、限られた時間で攻撃を活性化して好印象を残した。

 最初の見せ場は同36分。中央をドリブルですり抜けて左へパスを出して、ペナルティーエリア内に進入したが折り返しに合わせられなかった。同44分には右から仕掛け、左足でカーブをかけたシュートを狙ったがGKネトにはじかれた。

 マジョルカに所属した昨季はバルセロナとの2試合にフル出場し敗戦。3度目の対戦も結果は変わらなかったが、かつて下部組織で育った“古巣”に進化している姿を見せた。

 エメリ監督はテレビインタビューで「後半は良くなったが、もう勝負はほぼ決まっていた」と話した。中2日で迎える次のアラベス戦で、初先発のチャンスは巡ってくるか。

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