53歳カズ「みんなに感謝したい」J1最年長出場“激白”【一問一答】

 「明治安田生命J1、川崎3-2横浜FC」(23日、等々力陸上競技場)

 サッカーJ1横浜FCのFW三浦知良(53)が川崎戦に出場し、53歳6カ月28日のJ1最年長出場記録を樹立した。試合は2-3で敗れたが、後半11分までプレーし、観衆を沸かせた。

 ◇  ◇

 -今季初のリーグ戦でのスタメン。心境は。

 「本来だったら今日は(佐藤)謙介も田代も先発したので、普通はキャプテンは彼らのどちらかだったと思うんですけど、監督を含め、謙介にしろ、田代にしてもみんな、僕にキャプテンマークをというふうに言ってくれて、僕がキャプテンマークを巻いたんですけど、選手たちの気持ちを含め、みんなの気持ちをすべてその腕章に込め、責任を持ったプレーをしたいなと思ってグラウンドに立ちました」

 -攻撃の起点になることを監督は期待していた。

 「フロンターレの圧力がだいぶん、強かったものですから、守る時間が長くなるのは自分でも分かっていたので、まずは11人で守りの意識を高く、コンパクトに粘り強くやるということを自分の中でも思いながら戦っていましたし、その中で、いい形でビルドアップがうまくいった時には中盤のあたりでボールを受けることはできたんですけど…。最後のペナルティーエリア付近での仕事は今日の試合なんかは少なかったので、自分でも物足りなかったなと思いますし。逆にフロンターレは最後の仕掛けのところがやはり素晴らしいので、自分たちでやっていて、この経験を次に生かしていきたいなと思います」

 -J1最年長出場記録更新について。

 「それに関してはやはり横浜FC、クラブ、そして監督を含めたスタッフ、横浜FCに関わっているみんな、そして選手にですね。そのみんなに感謝したいですね。僕がこうやってグラウンドで試合に立てるのは、本当にみんなの力、みんなの助けがあって自分は立てていると思いますので。今日、こうして先発して、J1の舞台に立てたということは本当にみんなに感謝したいと思います」

 -J1初ゴールを決めたのが等々力だった。

 「言われて思い出しましたね。それまで全く思い出さなかったですね(笑)。そういえばそうでしたね。確かにここでしたね。今、言われて思い出しました」

 -今日の試合を通じた手応えは。

 「もう少し相手のペナルティーエリア付近での仕事を多くしたかったというのが正直あります。僕が(今季)最後に公式戦を戦ったのが札幌戦だったので、そこから1カ月ちょっとたっているので、試合のリズムとしては正直言って、ちょっとあきすぎていたので、自分自身も試合の入り方をすごく気をつけたんですけど…」

 (続けて)

 「これを次に行かさなきゃいけないし、僕自身も個人的にこの後のリーグ戦に出るチャンスを得るように、まずチーム内での競争の中で頑張らないといけないんですけど、勝ち取って、また次出る時には今日のフロンターレにこういう試合ができたっていうものを次につなげられたらなと思います」

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