カズが出場、前半は得点なし プレスやポスト役に入る場面も J1最年長出場更新

前半、競り合いで転倒する横浜FC・三浦知良=等々力陸上競技場(撮影・棚橋慶太)
前半、川崎・ジェジエウ(右)と競り合う横浜FC・三浦知良=等々力陸上競技場(撮影・棚橋慶太)
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 「明治安田生命J1、川崎-横浜FC」(23日、等々力陸上競技場)

 横浜FCのカズことFW三浦知良が先発出場している。前半は直接決定機を生み出すことはできなかったが、献身的なプレスや、つぶれるポスト役のプレーを見せた。

 キャプテンマークをつけ、カズが4680日ぶりにJ1のピッチに帰ってきた。2トップの一角に入り、前線からのプレスや、チャンスメークのために顔を出した。53歳6カ月28日のカズは中山雅史の持つ最年長出場記録(45歳2カ月1日)を大幅に塗り替えた。

 ただ、今季、リーグ随一の攻撃力を発揮する川崎に対し、終始自陣に押し込まれた。22分にはエリア内の混戦からボールを持った川崎MF田中に10数メートルの距離から的確に撃ち抜かれて先制点を献上した。

 カズは37分、敵陣でプレスをかけボール奪取に貢献すると、直後には左サイドでポストに入り、チャンスメークに貢献した。

 シュートチャンスは思うようにつくれなかったが、38分には、左サイドの松尾が持ち上がったところでエリア内にスピード感を持って入っていき、クロスが合えばシュート、という場面があった。

 試合は0-1、川崎のリードで前半を終えた。

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