J1神戸のDFフェルマーレンはFC東京戦に出場へ フィンク監督「明日は試合に出られる」
J1神戸は11日、次節FC東京戦(12日、ノエスタ)に向けて神戸市内で非公開の最終調整を行い、オンラインでの取材に応じたトルステン・フィンク監督(52)は前節川崎戦(9日、等々力)を欠場したベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(34)について「明日は試合に出られる」と復帰を明言した。
フェルマーレンは前々節湘南戦(5日、BMWス)で公式戦5試合ぶりに復帰しフル出場したが、前節川崎戦は遠征に帯同せず欠場していた。指揮官は「フェルマーレンはケガをしていた訳ではない。彼を3日ごとにプレーさせるのは無理がある」と語り、川崎戦ではコンディション調整のため温存したことを明かした。
川崎戦でイエローカードを提示されたDF渡部博文(33)が警告累積でFC東京戦は出場停止。DF大崎玲央(29)も欠場が濃厚でセンターバック(CB)の人員不足が懸念されたが、少なくともフェルマーレンとDFダンクレー(26)、DF菊池流帆(23)、DF山川哲史(22)の4人が出場可能とみられる。
一方でフィンク監督は「主力選手やベテラン選手がいない。彼らが復帰できればチームのプラスになる。戻ってくるまで耐え抜く力を今の選手は持っていると思うので全員でカバーしていきたい」と語り、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)やFWドウグラス(32)が引き続き欠場することを示唆した。