日本サッカー協会、予算修正案を決議 天皇杯・決勝は21年元日に国立競技場で開催へ
日本サッカー協会は10日、オンライン上での理事会を開催。新型コロナウイルス感染症の拡大によって、今期予算の修正などを行い、決議された。代表活動が中止・延期となったことなどから収入を49億円減の146・6億円、支出も46・2億円減の157・6億円と修正した。収支では当初予算から2・8億円減のマイナス11億円とした。赤字分は積立金でまかなう。
また、木村和司氏とフィリップ・トルシエ氏の日本サッカー殿堂入りも決定。木村氏は86年に国内初のプロ選手となるなど、選手・指導者として活躍。トルシエ氏は16強入りした02年の日韓W杯で日本を率いた。
さらに、本年度の天皇杯・決勝が21年の元日に国立競技場で行われ、当初予定されていた準決勝以降のVAR導入を見送ることなども決まった。