J1神戸、痛恨ドロー DF酒井「勝ちきることをしないと…」イニエスタ欠場響く
「明治安田生命J1、湘南1-1神戸」(5日、BMWスタジアム平塚)
MFイニエスタがリーグ戦4試合連続欠場の上、中12日の相手に対して中2日という日程差が響いた。神戸は優勢に試合を運んだが、湘南と引き分け、公式戦4試合ぶり白星を逃した。
後半5分に先制を許した直後、「ゴールまでの動きが良かった」と元日本代表DF酒井が新潟時代の2011年10月1日(横浜M戦)以来J1で9年ぶりゴールを決めた。ただ、同点以降のあと1点が遠かった。酒井は「しっかり勝つということ、勝てるところでしっかり勝ちきることをしないといけない。最低限の結果」と受け止めた。
フィンク監督は「アウェーで引き分けは悪くない結果だが満足できない。決め手となるシュートが打てなかった」と決定力不足を嘆き、最下位相手とのドローを悔やんだ。
イニエスタに加え、FWドウグラス、FW田中、MF郷家らも離脱しており、厳しい戦いを強いられている。それでも、次節は2日のルヴァン杯準々決勝で6失点と大敗を喫した川崎戦。「うまくリカバリーして臨み、もっといい試合をしたい」と切り替えた。