J1神戸、今季最多6失点敗退 フィンク監督切り替え「6回0-1で負けるよりいい」

 0-6で大敗し、顔を曇らせるイニエスタ(中央)ら
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 「ルヴァン杯・準々決勝、神戸0-6川崎」(2日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸がホームで今季最多となる大量6失点を喫し、初制覇を目指したルヴァン杯から姿を消した。

 右足首を負傷していた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)が公式戦4試合ぶりにベンチ入りし、極上の“切り札”を用意した神戸だったが、開始7分で先制点を献上した。その後も川崎の激しいプレスの前にボール保持を無力化され、次々と失点を重ねた。

 トルステン・フィンク監督(52)は「全てのカテゴリーで相手が上回った。ふさわしいチームが勝利した」と川崎を称えた。「前半からミスが多すぎて相手を自分たちのゴールに招待している状況だった」と嘆きつつも「一度0-6で負ける方が、6回0-1で負けるよりもいい」と気持ちを切り替えた。

 MF山口蛍(29)は「完敗ですね」と試合を振り返った。前半7分には自陣でパスを受けたところを3人に囲まれてボールを失い、先制点につながった。「(パスを)出すところがなかったが、自分のミスもあった。受け手と出し手のサポートが90分通して足りず、一人一人が孤立する場面が多かった」と反省が口を突いた。9日には三たび川崎と対戦する。「今日の負けから見つめ直すことはたくさんある。同じ結果にならないようにしなければいけない」と雪辱を誓った。

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