J1湘南がクラウドファンディング コロナ禍で大幅減収、強化費、運営費補てん

 J1湘南が新型コロナウイルスの影響で見込まれる大幅な減収対策として5000万円を目標額としたクラウドファンディングを開始した。チーム強化費およびクラブ運営費補てんに充てられる。

 湘南では無観客試合や収容制限試合により、来場者数は70%減少。入場料収入、物販収入が激減し、今季は大幅な赤字となる見通しとなっている。

 眞壁潔会長と水谷尚人社長は連名で「Jリーグと共に、安全安心な観戦環境を作ろうと、現在は制限付き試合となっております。もちろん、安全安心を保たなくてはならないのですが、その反面経営的には大変厳しい、まさに谷にいるような状況であります。

 いつも皆様に、『何か恩返しをしたい』とクラブ一同思っているところではありますが、この状況下において、クラウドファンディングという形でご支援のお願いをさせていただきます。今の谷から山へ、高みへ向かい皆様と一体となって燃える集団になって進んでいくための活力にさせていただきたい、そのように考えております。

 このピンチをチャンスに変え、J1の舞台で闘い続けるために、皆様のご支援をよろしくお願いします」とコメント。

 MF斉藤未月は「今年J1で3年目になりましたが、『ここからもっと前進して行こう』『もっと上にあがって行こう』という時に、コロナの状況で、僕たちも、応援してくれている人たちにも衝撃を与え、大変な状況になってしまっていると感じています。

 ここを乗り越えた時に、どれだけ良いサッカーをし、どれだけみんなと勝利や喜びをわかちあえるかが、僕も楽しみですし皆様も楽しみだと思うので、今は我慢して今を生きられたらいいと思います。

 僕たちは、今できることをしっかりやって、ピッチで自分たちのプレーや勇気を与えるプレーを表現していきたいと思うので、みんなの未来の“たのしめてるか。”を一緒に作っていきましょう。クラウドファンディングへのご協力よろしくお願いします。」とコメントした。

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