「明治安田生命Ｊ３、讃岐１－１ＹＳ横浜」（３０日、Ｐｉｋａｒａスタジアム）

　讃岐が今季ホーム初白星と、今季初の連勝をあと一歩で逃した。

　あと１分だった。１点リードで迎えたアディショナルタイム、６分の表示にスタジアムはどよめいた。ＹＳ横浜の猛攻をなんとかしのぎ、時間の経過を待ったが、後半５０分、ミスからボールを失い、ＦＷピーダーセンに頭で決められ、同点に追いつかれた。

　痛恨のゴールを許したＧＫ清水は「勝ち慣れていないというか、勝ち点を取っていないチームなので、そのへんの弱さが出た」と、勝ちきることの難しさを痛感。後半１５分に先制点を決めたＭＦ高木は「自分たちのしたいサッカーはできた。２点目を取れていれば試合は決まっていた」と、攻撃面での反省を口にした。

　前々節は首位・秋田を相手に善戦し、スコアレスドロー。前節の八戸戦で今季１１試合目にして初勝利を手にし、最下位から脱出した。勝利は逃したが、これで３戦連続負けなし。希望の光は見えつつある。次戦は来月２日アウェーで相模原戦。１つでも順位を上げるため、次こそ勝利をつかむ。