浦和・ファブリシオ、マウリシオがポルティモネンセに期限付き移籍
1J浦和は24日、ブラジル人FWファブリシオ(30)と同DFマウリシオ(28)が古巣でもあるポルトガル1部ポルティモネンセに期限付き移籍すると発表した。移籍期間はともに2020年9月1日から2021年6月30日まで。
ファブリシオは18年に浦和へ完全移籍し、J1通算33試合9得点を挙げたが、今季は出場2試合無得点だった。ポルティモネンセには11年から在籍し、浦和に加入するまで中国1部杭州緑城やJ1鹿島に期限付き移籍していた。
クラブを通じたファブリシオのコメントは以下の通り。
「みなさんにとても感謝しております。いつも歓迎してくれた素晴らしいファン・サポーターのおかげで、浦和で幸せな時間を過ごすことができました。みなさんに作ってもらったチャントも、心の中にずっと大事にとっておきます。
不運なことに、今年は浦和に貢献することができませんでしたが、これからもしっかりと努力をし続け、いつかまた浦和のユニフォームに袖を通し、勝利を重ねタイトルを獲り、みなさんとともに喜びを分かち合いたいと思います。
浦和レッズ、そしてその素晴らしいファン・サポーターのみなさん、心からありがとうございます。いつまでも感謝しています。これからも浦和の応援をよろしくお願いします。浦和が努力しながら全ての目標を達成し、幸せになることを願っております。
自分がどこにいたとしても、浦和を力強く応援しています。浦和はこれからもずっと自分の心の中に存在し続けます。ガンバリマショウネ。心カラ アリガトウ!」
17年8月に浦和に完全移籍で加入したマウリシオは同年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝にも貢献。J1通算63試合3得点を挙げたが、今季は出場2試合に終わっていた。ポルティモネンセには14年に加入し、ポルトBやマリティモでもプレーした。
マウリシオのコメントは以下の通り。
「ファン・サポーターのみなさん、パートナーのみなさん、浦和レッズスタッフに、今まで浦和で過ごしてきた年月を感謝したいと思います。このクラブで3つのタイトルを獲ることができ、幸せな時間を過ごすことができました。今年は望んでいるようなシーズンにならず、全てが順調だったとは言えませんが、これからはピッチでプレーすることを目指してがんばります。
また、今、自分にとって最も大事な存在である家族とも再会することができます。浦和との契約もまだ残っていますし、これからも試合をチェックしながら応援しています。
そして、いつも応援してくれた素晴らしい浦和のファン・サポーターのみなさんには特に感謝したいと思います。今もたくさんの応援メッセージを受け取っています。みなさんの存在、歓声、そしてエネルギーが1番恋しくなると思います。みなさん、ありがとうございました。またお会いしましょう。アリガトウ!」
ポルティモネンセにはGK権田修一(31)やDF安西幸輝(25)が在籍。今季は17位に終わったが、1部残留が決まっている。