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鳥栖で最大10人感染 金監督のほか2人陽性、7人が陽性可能性 クラスターか

 Jリーグは12日、同日夜にエディオンスタジアム広島で開催予定だったYBCルヴァン・カップ広島-鳥栖戦の中止を発表、オンラインで会見した。鳥栖で新たに選手とスタッフ1人に陽性反応が出た他、7人に陽性の可能性があるため、開催が不可能と判断された。公式戦再開後、新型コロナウイルスの影響による中止は3例目となる。

 鳥栖は金明輝監督(39)の新型コロナウイルス感染を受け、選手ら計89人に独自のPCR検査を実施。発熱があった選手1人とスタッフ1人の計2人が抗原検査で陽性反応を示した。さらに7人に陽性が疑われ、金監督を含めると最大10人に感染の可能性があるという。クラスター(感染者集団)と認定されれば、Jリーグでは初めての事例となる。

 この中で発熱があった選手1人とスタッフ1人の計2人が抗原検査の結果、陽性反応が出た。残り7人は無症状でPCR検査の結果を待っている。7人は自宅で自主隔離されている。

 鳥栖の竹原稔社長は「広島の選手、スタッフに申し訳ない。あらためてお詫び申し上げます。広島の試合を待っているサポーターにも申し訳ないと思っています」と謝罪した。陽性疑い者の詳細については「もう少しで検査結果が出るので、鳥栖として会見して正確に伝えたい」とした。

 クラスター発生時のJリーグの対応は明文化されていない。オンラインで会見したJリーグの村井チェアマンは「保健所の判断に従って考える」と話すにとどめたが、鳥栖が活動停止となれば15日のJ1鳥栖-G大阪戦(駅スタ)の中止も含め、さらに影響が拡大する可能性もある。

 鳥栖によると、金監督は「違和感」を覚えながら8日の鹿島戦を指揮。9日夜に38度の発熱があったが、10日朝には平熱に戻ったためクラブに報告せずチーム練習に参加していたという。一連の行動が疑問視されているが、Jリーグの藤村特命担当部長は、「最後はセルフジャッジになる。専門家に相談したいポイントの1つだが、どのくらいでの違和感で自重した方がいいか明確な基準が出せたらいいと思います」と自己申告による感染防止策の難しさを強調し、新たな自粛基準を模索する。感染は不可抗力だが、鳥栖の事後対応については今後に大きな教訓を残した。

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