マジョルカ久保、攻撃センス発揮!最終節で存在感示した「すごく成長できた。感謝」
「スペイン1部リーグ、オサスナ2-2マジョルカ」(19日、パンプローナ)
スペイン1部の最終節で、2部降格が決まっているマジョルカのMF久保建英(19)はオサスナ戦の後半14分から出場。試合は2-2で引き分け、マジョルカは19位で今季を終えた。
最後まで久保の切れ味鋭いプレーは健在だった。後半14分からピッチに立つと、同18分にはゴール右から際どいコースを狙うも、わずかにポストの左。同40分には右からドリブルで中へと切れ込んで得意の左足を振り抜く。今度はゴール右に惜しくも外れた。得点こそ奪えなかったが、後半20分には勝ち越し点の起点になった。
昨夏に加入した強豪レアル・マドリードから1シーズンの期限付きで移籍。リーグ戦で35試合に出場して4得点4アシストを記録した。新型コロナウイルスによる中断が明けてからは、2部降格が決まっていた最終節を除く10試合に先発。高い攻撃センスを発揮し、存在感を示した。
久保は試合後、自身のインスタグラムを更新。チームメート、スタッフらと一緒に撮った写真とともに「自分も選手として、人間としてすごく成長できた。とても感謝しています」とつづった。来季はどこでプレーするのか未定。その動向から目が離せない。