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J1神戸完敗 大音量のチャント、歓声も…イニエスタ「チャンスものにできなかった」

 「明治安田生命J1、神戸0-3広島」(4日、ノエビアスタジアム神戸)

 2月下旬の第1節以来、約4カ月ぶりに“蹴音”が戻ってきた。新型コロナウイルスの影響による中断が明け、無観客で再開。神戸は広島に0-3で敗れ今季初勝利はならなかった。

 こんなはずじゃなかった。昨季にホームで2-4、アウェーで2-6と2試合で10失点の完敗を喫した広島に、またも0-3で完敗。リベンジはならず、主将のMFイニエスタは「この結果で言えることは多くない。僕たちが求めていたスタートではなかった」と表情を曇らせた。

 神戸らしく序盤からしっかりとパスをつなぎ、ボールを支配した。シュートも相手の9本に対して17本。だが最後の最後でクオリティーを欠き、カウンターから失点を重ねた。自身も4本放ったイニエスタは「チャンスはつくれたが、ものにできなかった」と悔いた。

 4カ月以上の中断期間を経て、たどり着いたリーグ再開戦。キックオフ前には両チームがセンターサークルで一定の間隔を保って並び、医療従事者に感謝を伝える拍手を送った。DF酒井ら3人の新型コロナ感染者が出た神戸にとっては特別な一戦。無観客ながら、サポーターからは熱い後押しも受けた。

 入場時には勝利を願う人々が「神戸讃歌」を歌う映像がビジョンに流され、試合中はリモート応援システムを活用して、録音された歓声、チャントが響き渡った。スタンドに並んだ顔写真パネルには昨季まで在籍したFWビジャ、FWポドルスキらがサプライズで登場。「ファンの声は聞こえていた。自分たちも勇気づけられた」とイニエスタ。だから余計に、敗戦という事実が口惜しい。

 J1にACL、ルヴァン杯、天皇杯も控える過密日程の今季。敗れはしたが、2月に勝ったゼロックス杯を含めた5冠奪取という目標は不変だ。「さらに成長して、次に勝てるようにしたい」。主将はそう言って、前を見据えた。

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