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【福西崇史 熱血EYE】戦術理解度高い広島は戦い方に安定感

 新型コロナウイルスの感染拡大で2月下旬の開幕直後から中断されていたサッカーの明治安田生命J1リーグが、4日に再開する。

 ◇ ◇

 リーグ再開ではあるが“開幕”に近い感覚だ。第1節の結果は参考にならないと思うし、約1カ月の短期間で選手がどれだけ準備できたか。公式戦なのに声援がない練習試合のような雰囲気、水曜日にも試合がある過密日程。これらにいち早く適応したチームが突っ走るかもしれない。

 交代枠5人は選択肢が増え、監督にはメリットだ。5人目は不測の事態に備えるとして、最初に交代した2人が思うように機能しなくても、あとの2人で挽回できる。J2愛媛が前半0-3から3選手を代えて徳島を大逆転したように、思い切った交代で一気に流れを変えられる。

 一方で、途中交代ばかりでは選手の状態はいつまでも上がってこない。過密日程を乗り切るマネジメントと、どうやりくりするか。11人+αの限られたメンバーでチームの質を上げるのか。異なる2チームを作るイメージなのか。各監督の方針の違いが出るはずだ。

 その意味で広島のようなチームは強い。どの選手が出ても戦術の理解度が高く、戦い方に安定感がある。逆にFWオルンガが軸になる柏のようなチームは、エースが機能しなかった場合にどうするか。前回J1復帰1年目の11年に優勝に導いた、ネルシーニョ監督の手腕にも注目したい。(02年日韓、06年ドイツW杯日本代表=デイリースポーツ評論家・福西崇史)

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