J3讃岐、Jリーグデビューの川崎&栗田がゴールも逆転負け
「明治安田生命J3、讃岐2-3G大阪U-23」(28日、Pikaraスタジアム)
J3讃岐がホームでの今季開幕戦を惜敗で落とした。
無観客で行われたが、試合前から「リモート応援」システムを利用したサポーターの声援が流され、選手の背中を押し続けた。
前半は1点をリードされて折り返した讃岐。後半19分にFW川崎、その1分後にはFW栗田とJデビュー戦の2人がゴールを決めて逆転。しかし讃岐での初采配となった望月監督が「逆転して受けに回ったときに、アグレッシブさがなかった」と振り返るように、後半30分に同点に追いつかれると嫌な流れを断ち切れず、35分に決勝ゴールを許した。
「若い選手は経験不足で、ゲームを作れなかったな、と感じている」と、望月監督。この日のスタメン11人のうち6人がJリーグデビュー戦。デビュー戦初ゴールを決めた栗田だが「プレッシャーを感じてしまった。前半は(自己採点)20点ぐらい」と悔しさをあらわにした。
結果はついてこなかったが、思い切った若手起用でチームの変化を印象づけた。次戦はアウェー鹿児島戦。J2復帰へ向け、まずは1勝を手に入れる。