J1大分・新加入FW知念「すぐに息上がってブランクを感じる」 実戦練習再開

 J1大分が30日、実戦形式の練習を再開し、3グループに分かれ、10分のミニゲームを3試合行った。オンラインで取材に応じた主将のDF鈴木義宣(27)は「実戦的な動きが入ると体の反応も戻ってくる。戦術は頭に入っているので十分足りるかな」と、7月4日のリーグ戦再開へ向け、前進したことを喜んだ。

 一方で、今季川崎から加入したFW知念慶(25)は「すぐに息が上がってボールを扱う感覚が落ちていたり、プレッシャーがかかる局面での判断が鈍ったりとブランクを感じる。約1カ月で実戦をどれだけ積めるかが大事」と焦りを示す。開幕前は2桁得点を目標としたが「こういう状況なので、目標は設定せず目の前の試合に勝つことだけに集中する」と話した。

 チームは19日からトレーニングを再開し、29日から全体練習を再開し、制限付きでクラブハウスやシャワーの利用も解禁した。

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