Ｊ１Ｃ大阪の副主将で元日本代表ＦＷ柿谷曜一朗（３０）が２９日、Ｊ１再開が７月４日に決まったことを受け、クラブを通じ、動画でコメントを発表した。

　ユニホーム姿で登場した柿谷は「７月４日にリーグが再開するというの聞いて、素直に試合ができる喜びがあるんですけれど、その喜び反面、７月４日までＪリーガーというのは今まで以上の注意を払って練習だったり、普段の生活をしていかないといけないので、より一層、気が引き締まるというか集中して生活しないといけないと思っています」と強調した。

　中断期間中はチームでオンライントレーニングなどでコンディションの維持に努めたことを報告。「自粛期間中、スポンサーの方だったり、すごい大変な時期を迎えたと思いますけれど、日本国民全員がひとつになって。サッカーを通じてまた平和な日常を取り戻せるように僕たちも少しでも力になれるように再開してからも、する前もこれからずっと協力していけたらと思っています」と再開にかける思いを語った。

　各チーム準備期間などに差が出るであろうことを受け止めながらも「今年一年は特別な一年になると思いますし、逆にそれでもＪリーガーというのはこれだけできるんだぞっていうのを見せられるチャンスだと思うので、引き続き準備を進めていくだけかなって思っています。セレッソ大阪、すばらしい試合を届けられるように準備していきたいと思っているので期待しといてください。皆さんもコロナだけじゃなく体には本当に気をつけてＪリーグ再開を待っていてください」と呼びかけた。