C大阪・柿谷曜一朗 再開に向け「暗い気持ちの人を明るくできれば」

 J1C大阪のFW柿谷曜一朗(30)が29日、大阪市内で行われた練習後にオンラインを通じて取材に応じ「サッカーをしたい気持ちがずっとあって、やっとできて、(チームメートの)みんなにも会えて楽しいです」と充実感を漂わせた。

 チームは25日から約2カ月ぶりに練習を再開。選手、スタッフを複数のグループに分けてのトレーニングが続くが「仲間と一緒にグラウンドでボールを蹴るという、今まで普通のことが普通じゃなかったんだなと。一日一日の練習や、みんなと過ごす日を大事にしたい」と、日常を取り戻しつつある喜びをかみしめた。

 活動休止期間中はインスタライブを何度も行うなど、サポーターに向けて積極的に情報を発信してきた。「楽しかったけど、あんまり向いてないなと思った」と照れたが、「力になりましたとか勇気もらいましたというコメントを見ると、やって良かったなと思った」と振り返った。

 ただ「誹謗中傷は少し(SNSでの発信を)始めたばかりの僕にも来る」といい、23日に22歳で死去した女子プロレスラー木村花さんについても触れ「最近SNSで発信しているからこそ考えさせられる時間があってすごく落ち込んだというか、ちょっとでも(誹謗中傷を)少なくする活動をしたいなと嫁(タレントの丸高愛実)と相談するようになりました」と明かした。

 約1カ月後に再開される見込みのリーグ戦に向けて「(試合が)始まったら僕らの力で暗い気持ちになっている人たちを明るい気持ちにできればという気持ちで今年1年間やれればいいかな」と決意を新たにした。

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