長谷部誠がフランクフルトと1年契約延長 ドイツ14季目へ「チームのために全てを」

 サッカーのドイツ1部リーグ、アイントラハト・フランクフルトに所属する元日本代表主将の長谷部誠(36)がクラブとの契約を来季まで1年延長することで合意し、22日に発表された。2008年1月にJ1浦和を飛び出してから始まったドイツでの挑戦は、来季で14季目を迎える。

 長谷部が自身のインスタグラムに記したのは、覚悟だった。新型コロナウイルスの感染拡大でリーグは約2カ月間中断。「そんな中でもクラブが契約延長のオファーを出してくれたことに強いメッセージを感じます」と戦い続けることへの責任感がにじむ。

 3度のW杯に出場したベテランは、ドイツでも着実に実績を積み重ねてきた。09年にウォルフスブルクでリーグ優勝、18年にEフランクフルトでドイツ・カップを制した。22日現在でドイツ1部通算出場数は日本選手最多の305試合を誇る。

 19年末に「引退に近づいている」と口にしており、「一瞬一瞬をかみしめながらチームのために全てをささげていきたいと思います」との言葉に実感がこもる。再開したばかりの今季リーグ戦の残りも含め、決意を新たにピッチへと向かう。

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