ドイツLが無観客で再開 長谷部&鎌田のEフランクフルトは完敗

 「サッカー・ドイツ1部、フランクフルト1-3ボルシアMG」(16日、フランクフルト)

 新型コロナウイルスの感染拡大による中断が明け、世界の主要プロスポーツの先陣を切って約2カ月ぶりに再開した。MFの長谷部誠(36)と鎌田大地(23)のアイントラハト・フランクフルトはボルシアMGに1-3で敗戦。ホームで先発した鎌田は後半33分に退き、長谷部は同29分から途中出場した。

 がらんとしたスタジアムに、選手や監督の指示の声が響く。約2カ月ぶりとなった公式戦の光景は普段とは大きく異なった。先発を外れたEフランクフルトの長谷部はマスク姿で、選手間の距離を保つためにスタンドに設けた「特設ベンチ」で試合開始を迎えた。

 Eフランクフルトは開始40秒に先制点を許すと、前半7分にも失点。ファンの熱い声援が一切ないホームの特殊な雰囲気の中、立ち上がりに集中力を欠いて完敗した。

 先発した鎌田はゴール前のスペースに顔を出して得点機をうかがったものの、不発に終わった。PKで3点目を奪われた直後、長谷部がピッチに入った後半29分には勝敗はほぼ決していた。

 3月にはEフランクフルトでも陽性者が出た。その後はリーグの定める指針に従い、全選手が繰り返し検査を受けるなど徹底した準備を重ねて再開を迎えた。ヒュッター監督は「主要リーグで最初に再開を迎えることができてうれしい。他のリーグに手本を示したい」と語っていたが、リーグとクラブにとって再出発の一戦は白星で飾れなかった。

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