中田英寿氏 珍しい番組出演「こんなに楽しいものがある」日本伝統文化を伝達
元サッカー日本代表の中田英寿氏(43)が、18日放送の日本テレビ系「世界一受けたい授業!!」に出演した。
日本の伝統文化を伝える先生役として登場。バラエティー番組の出演が珍しいことを問われると、「ここ10年くらい日本全国をまわって、素晴らしい生産者、素晴らしい工芸家、いろんな方をお目にかけ、こんなに楽しいものがあるってのをみんなに知ってもらいたいと出させてもらいました」と説明した。
中田氏は06年のワールドカップ・ドイツ大会後、現役を引退。その後は世界各国をまわるとともに、日本の伝統文化に魅了された。番組内ではかつお節づくり、日本茶の手もみ体験、石川県の伝統工芸品、日本酒造りを視察している様子などを放送。日本茶のロケでは茶園に完備されているファンを指さし、「防霜ファンと言って、温かい風を下に送って霜を防ぐ役割があります」と知識を披露。笑顔で「勉強してます」とうなずいた。
番組の終わりに、中田氏は「10年以上日本の旅をしていますが、知れば知るほど、自分は日本のことを知らないと気づき、まだまだ時間を使って全国を見に行き、多くの方とシェアしたいと思います」と語った。