Jチェアマンも「4月中の開催は基本的に難しい」25日にJ3から順次再開予定も…
プロ野球とJリーグが新型コロナウイルスの感染拡大に連携して対応するために設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第5回会議が3日、都内で行われた。NPBの斉藤惇コミッショナーも、Jリーグの村井満チェアマンも、現在想定している公式戦開催をさらに遅らせなければならない考えを示した。
ウェブ会議システムで行われた会見で、プロ野球の斉藤コミッショナーは「前回、改善するという前提のもと4月24日の開幕を目指すとお伝えしたが、現況はむしろ厳しくなっている」とした上で、「(試合を行えない期間の)延長を覚悟している」と語った。
J3は4月25日、J2は5月2日、J1は5月9日からの公式戦再開を目指していたJリーグの村井満チェアマンも「4月中の開催は基本的に難しいのではないか」との見解を示した。今後、各クラブとの話し合いを経ることにはなるが、「現状は、今われわれがおいているスケジュールそのものを実行にうつすことは難しいと思います」と見直す意向を示した。
また、専門家から、市中におけるまん延期という話が出たことも重視。無観客試合も、移動時に選手らを感染リスクにさらすことを考慮し慎重な姿勢だった。