スペインリーグ 7月に無観客で再開か 大手メディアグループ会長がラジオで語る
新型コロナウイルスの感染拡大で中断しているサッカーのスペインリーグが、本来ならシーズン閉幕時期を過ぎた7月に再開する見方が出ている。スペインの大手メディアグループ、メディアプロのジャウメ・ロウラス会長がラジオ局カデナ・コーぺとのインタビューで見通しを話した。
ロウラス氏は「7月にサッカーが戻って来るのを期待している。全ての人たちの健康を確保するため間違いなく無観客になるだろうが、その前に(選手たちが)プレシーズンをしなければならない」と、中断期間から再開までに選手たちの怪我防止などを念頭に入れた準備期間が必要だとした。
さらに同氏は7、8月でリーグ残り11節とチャンピオンズリーグ、スペイン国王杯を消化する青写真を描いている。また再開時にコロナウイルスの陽性反応が出た選手については「タオルを投げ、シーズンを諦めることになるだろう」としている。
一方スペインプロリーグ機構(LFP)は1部、2部クラブに対し6月中にリーグ再開する見通しを連絡。6月27日までに再開のメドが立たない場合はシーズン終了となる見解を明らかにしている。