阪神・藤浪の“嗅覚障害”からの検査など、Jリーグ担当者も「参考に」

 Jリーグが27日、臨時実行委員会を行い、報道各社向けのブリーフィングがウェブを用いて行われた。合同対策会議を用いて新型コロナウイルス対策をとってきたプロ野球から、阪神の藤浪晋太郎投手の陽性反応が出たことを受けて、担当者が質問に答えた。

 現状、Jリーグの選手・スタッフらから一連の感染症対策でリーグに報告を求めているのは、37・5度以上の発熱が2日以上続いた時、PCR検査を受ける予定が決まった時、陽性判定を受けた時、濃厚接触者に指定されたか疑いがある時の4点が基本的には想定されている(その他、という項目もある)。

 Jリーグでの感染環境対策についてのプロジェクトリーダーである藤村昇司氏は「もしかすると、今日の藤浪選手の症状を受けて、何か追加する必要が生まれてくるかもしれないです」としたが、現時点では阪神での事案を受け、各クラブに働きかけていることはないとした。

 また、藤村氏は「今が時期的に感染リスクが社会全体で高い時期ですから、野球・サッカーの関係者の中から出ていることは少しも不思議じゃないと思います」と指摘。藤浪が軽い症状で済むことを祈りつつ、嗅覚の異常で声をあげたこと、すぐに練習試合を中止したことなどについて「そういった一つ一つのことがすべて、Jリーグでも参考にさせていただけると思っています」と語った。

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