サッカー欧州各国Lが中止へ プレミア今月全戦、セリエAは4月3日まで中止に

 欧州サッカー界にも大打撃を与えている。欧州サッカー連盟(UEFA)は17、18日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦全4試合を延期すると13日に発表。今後佳境を迎える五大リーグも開催が困難となった。

 イングランド・プレミアリーグでは12日にアーセナルのアルテタ監督が陽性反応を示し、レスターの3選手が感染の症状を見せているとロジャーズ監督が明らかにした。13日にはチェルシーFWハドソンオドイが感染。プレミアリーグは今月の全試合を中止し、4月4日の再開を目指すとの声明を出した。

 イタリア1部リーグ(セリエA)は4月3日までの全試合を中止に。11日にユベントスDFダニエレ・ルガニが同リーグの選手で初感染。12日には吉田麻也の所属するサンプドリアFWガビアディーニが感染した。

 ドイツ1、2部リーグは17日から4月2日までの全試合を中止とする方針で16日に決定する。13~16日に行われる今節は予定通り無観客で開催する。スペインリーグは今週末から最低2週間は1部と2部の全試合を延期。オランダ1部リーグは3月中の試合を全て中止、フランス1、2部リーグも当面、全試合を中止。ベルギー1部リーグは4月3日まで全試合を中止にした。

 今後はリーグ再開のめどや、今季の日程を消化できるかに焦点が当たる。UEFAは17日に臨時ビデオ会議を開き、各大会の扱いについて討議する。中でも注目は6~7月に12都市で広域開催される予定の欧州選手権で、来年に延期する案も伝えられている。一方で英BBC放送(電子版)は、4月上旬の再開も厳しいとみる関係者が多いと報道。先行きが不透明なまま当面は混乱が続くことになる。

 また米プロリーグMLSも全ての試合を30日間中断するという声明を発表した。

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