森保ジャパン、W杯予選延期の6月は五輪強化に専念 田嶋会長「ピンチをチャンスに」

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)が10日、都内で取材に応じてW杯アジア2次予選の開催が延期になった6月の国際マッチデー期間で、A代表とU-23代表を兼任する森保一監督(51)を五輪代表強化に専念させる可能性を語った。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、9日に3月と6月のW杯予選の延期が決定されたことで3月は各カテゴリーの代表活動中止を発表。五輪に出場するU-23代表はトゥーロン国際(フランス)に参戦する予定だったが、欧州でも新型コロナウイルスの感染が広がっており開催は不透明な状況だ。

 それだけに田嶋会長は「五輪に集中するのは決して悪いことじゃない。ピンチをチャンスに変えることを我々はやらないといけない」。これまで優先していたA代表の活動ではなく、五輪代表の強化に専念する選択肢も持っていると明かした。

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