今季もC大阪の堅守健在 ロティーナ監督「前半と後半で異なる試合」
「明治安田生命J1、C大阪1-0大分」(22日、ヤンマースタジアム長居)
昨季5位のC大阪がFWブルーノメンデス(25)の一発で昨季9位の大分を沈めた。前半8分、MF清武の左CKをニアサイドに飛び込みヘッドで合わせた。
早々と先制したことでロティーナ監督率いるC大阪の勝ちパターンとなった。ロティーナ監督が「前半、我々が上回ったのはスコアだけ。あとは大分がすべてで勝っていた。その中でいいディフェンスができた。たくさんのCKがあったが、集中して守ることができた」と振り返るように1点を追う大分に攻め込まれたが、昨季リーグ最少の25失点の堅守は今季も健在。最終的にシュート数が大分の15本に対し、7本。CKも大分の12に対し6。数字の上では相手に圧倒されても、ゴールは許さなかった。
ロティーナ監督は「前半と後半で異なる試合になった」と、ハーフタイムに修正できたことにも納得する。「後半はボールを持つ時間が増えて、より互角に近い展開になった。ボールを持つことには2つの意味があり、ひとつはディフェンスの時間が減る。もうひとつは確実に相手のエリアまでボールを運んでいけるということです」と説明した。