イニエスタ カズに最大の賛辞「サッカー愛に脱帽」 50超えの現役に意欲

 「Jリーグ・キックオフカンファレンス」(14日、都内)

 Jリーグの新シーズン開幕を告げる「Jリーグ・キックオフカンファレンス」がJ1の全18クラブが参加して開かれ、13年ぶりにトップリーグに戻ってきた横浜FCのカズことFW三浦知良(52)と、23日の開幕戦(ノエスタ)で対戦する神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)との“超豪華”ツーショットが実現した。

 W杯や欧州チャンピオンズリーグを4度制し、世界の頂点を熟知したイニエスタでさえ、52歳の現役選手には一目置かざるを得なかった。カズについて問われ、「この年齢でもサッカーへの情熱を失っていない。試合や日々の練習に打ち込む姿勢、そしてサッカーへの愛は本当に脱帽の気持ちです」と賛辞を惜しまなかった。

 プロ19年目を迎え、5月11日には36歳となる。神戸との契約を2年残すが、現役選手として残された時間はそう長くはない。だが、隣に座った日本の“キング”がイニエスタの闘志をかき立てた。「サッカーは自分の情熱で人生とも言える。できることなら52歳までプレーしたい」と、50歳を超える現役続行にも意欲を示した。

 初対面のカズに対し、「お会いできて本当にうれしい。神戸に来た時に一緒に食事に行ければ」とイニエスタから“会食オファー”も飛び出した。

 カズと同い年になる神戸・フィンク監督も「とてもじゃないがこの年齢でサッカーはできない。本当に尊敬しかない」と舌を巻いた。

 2人が再び相まみえるのは23日。カズの出場は不透明だが、イニエスタは「彼のような日本を代表する存在とプレーできることは光栄。素晴らしい特別な試合ができることを喜んでいる」と対戦を心待ちにした。

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