本田圭佑、ボタフォゴ移籍報道に「イエス、ノーは言えない」立ち上げたクラブのトライアウトで

 サッカー元日本代表MF本田圭佑が立ち上げたクラブチーム「One Tokyo」が24日、都内で選手を選考するためのトライアウトを開催。本田自身も会場に姿を見せ、報道陣の取材に応じた。

 主催者によると、約530人が応募し、書類選考を経て約110人が通過。体調不良などでキャンセルする人を考慮すると約100人が受験する見通しだという。本田は「東京で以前からクラブをつくりたいなという思いがあったんですけど、なかなかタイミングが合わず、そのタイミングがたまたま今になっただけなんで。ずっとこの構想は3、4年前から持っていて」と話した。

 本田はオランダのフィテッセを退団し、フリーの立場にある。ブラジルの現地報道では、ボタフォゴが獲得に動いているとも伝えられている。自身の今後については英語での質問に対して英語で答え、「ご存じの通り、ブラジルは世界一の国で、一番強いですよね」とした上で、「まだ次のクラブは決めていなくて、ボタフォゴが代理人である僕の兄とコンタクトをとっていることは知っています」と答えた。

 ただし、「でも、とても多くのクラブと話をしてきています。ヨーロッパでプレーしたいという希望があるので。これまでもお話しているように」とボタフォゴ以外とも交渉をしていると明かし、「(ボタフォゴが)僕に興味を持ってくれていると聞いてうれしいです。いますぐにイエス、ノーは言えないですけど…。いずれにしても、ボタフォゴは僕が知る中で、もっとも偉大なクラブの一つです」と続けた。

 One Tokyoの公式ウェブサイトには、肩書きとしてはオーナーと記されている本田だが、「僕が権力を発揮して何かを決めるということはほぼ、一切しませんので。ここで断言します」と言い切った。サポートしてくれる人による、選挙や投票に似た形での運営をイメージしており、「僕はサポーターとして、ファンとして投票権がありますので。僕は1票を持っているので。でも皆さんも1票を持っている。それで物事を決めていく形にしたいなと思います」と説明した。

 同クラブは東京都社会人4部リーグに登録し、今季から実際にリーグ戦に出場する予定となっている。そのため、最初のチームに所属する選手などは、時間的な都合からトライアウトを通じて、運営側が決めるとした。

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