香川が貫禄見せた 日本人対決で勝利
「スペイン国王杯、サラゴサ3-1マジョルカ」(21日、サラゴサ)
スペイン国王杯は21日、各地で3回戦が行われ、サラゴサ(2部)のMF香川真司(30)はMF久保建英(18)のマジョルカ(1部)戦にフル出場し、0-0の後半3分に先制ゴールをアシストして3-1の勝利に貢献した。サラゴサはベスト16による4回戦に進出。久保建もフル出場した。
サラゴサは日本人対決となった一戦で、長く日本代表の10番を背負った香川が貫禄を見せた。後半3分に中央でパスを受け、右にいた味方にうまくつないで先制点をアシスト。前半にはクロスバーをたたく直接FKの見せ場もあった。カップ戦は格上に挑戦できるチャンス。「バルセロナなのかレアル(マドリード)なのか、可能性はある。ぜひやりたいという気持ち」と強豪との対決を熱望した。