森保監督が帰国、批判は「当然のことだと思っています」と受け止め

 タイで行われているサッカーのU-23アジア選手権に出場していたU-23代表の森保一監督(51)が17日、成田空港着の航空機で帰国した。

 東京五輪イヤーの幕開けとなる大会だったが、結果は2敗1分けと未勝利で1次リーグ敗退。指揮官の手腕や、A代表と五輪代表の兼任監督という体制に対して批判の声もあがっているが「当然のことだと思っています。結果が問われる世界で試合をしているので、結果が伴わなければ責任問題、批判は当然出てくると思います。それは当たり前だと思っています」と語った。

 「クラブの時も結果が伴わない時には言われることもありましたし、結果が問われる、結果がすべての世界だと言われてもおかしくないと思いますので、そこはいつも覚悟をしています」と、これまでのキャリアから、監督に批判が集まることは理解しているとした。その上で、「これまで通り、日本代表の勝利と日本サッカーの発展、日本代表の歴史の継承、そしてわれわれを応援してくれる人たちが喜んでもらえるように活動するという軸をぶらさずにやっていきたいと思います。発展というと先のことだけとなるかもしれないですけど、それは目の前の試合の結果が問われるのは覚悟しながら未来の発展に向けてこれからも活動していきたいと思います」とした。

 その一方で「結果として今回、アジア選手権で良い結果がでなかったが、おととし(2018年)のアジア大会では準優勝だったが、決勝までいくことができた。今回、反省することはたくさんある。これまでの活動を振り返って改善しながらやっていきたい」。そして「去年の6月、11月、12月はおそらく兼任で監督をしていないとチームはまわらなかったと思う。スタッフもA代表、五輪世代と幅広く選手を見ているからこそグループ分けができたと思う」と話した。

 今後については2月に入ってからは、欧州視察を行う予定。

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