西野監督のU23タイが1次リーグ突破 イラクと執念のドロー、52年ぶり五輪へ前進
「U-23アジア選手権・1次リーグA組、タイ1-1イラク」(14日、バンコク)
東京五輪アジア予選を兼ねた大会で日本代表の前監督である西野朗監督が率いるタイが、A組2位で1次リーグ突破を決めた。A組1位はオーストラリアに決まった。52年ぶりの五輪出場を目指しているタイが、同大会上位3チームが得られる東京五輪切符へ一歩前進した。
タイは引き分け以上で準々決勝進出が決まるという条件で試合に臨んだ。前半6分にVAR(ビデオアシスタントレフェリー)の助言を経て得たPKをジャルンサクが決めて先制した。
しかし、後半4分にイラクのナシフに蹴り込まれて同点に。引き分けでは1次リーグ敗退のイラクと、ドローでも勝ち抜けのタイという関係性で、終盤を迎えた。
粘り強く守備を続けるタイは最後までリードを許さず、試合終了を迎えた。
タイはB組1位と準々決勝で対戦する。すでに日本は敗退が決まっており、タイと対戦する可能性はない。