U23カタール戦、相手に神戸が昨夏獲得目指したDFサルマン 小川「結果で自信を」
「U-23アジア選手権・1次リーグB組、日本-カタール」(15日、バンコク)
サッカー男子の東京五輪アジア最終予選を兼ねた大会で日本は14日、バンコク市内でカタール戦に向け、冒頭15分間を除く非公開で最終調整を行った。
A代表DFの牙城を崩す。1トップとして先発出場の可能性があるFW小川航基(22)=磐田=は「しっかりと日本のプライドを見せようと強く話している」と決意をにじませた。
カタールが採用する3バックの一角には、J1神戸が昨夏に獲得を目指したDFタレク・サルマン(22)=アルサッド=が構える。既にA代表で31試合の出場経験を持ち、昨年のアジア杯でも7試合に出場し、カタールの優勝に貢献した。
今大会は主将として2試合連続フル出場しており日本戦の出場は微妙だが、センターバックだけでなくアンカーでもプレー可能な22歳は、同世代では傑出した存在。「結果で自信をつけられるような90分にしたい」と語った小川だが、サルマン攻略を成し遂げれば、その両方を得ることが可能なはずだ。