大島僚太 悔しさ胸にいざA代表戦「いろんな経緯あった」2年前同舞台で負傷離脱

 「東アジアE-1選手権、日本-香港」(14日、釜山)

 3大会ぶり2度目の優勝を目指すサッカー日本代表は13日、第2戦の香港戦(14日・釜山)に向けて、冒頭15分間をのぞく非公開練習で最終調整を行った。森保一監督は同戦に向け、先発メンバーを中国戦から総入れ替えする考えを改めて示した。18年6月以来、約1年半ぶりのAマッチ出場が決定的になったMF大島僚太(26)=川崎=は、負傷離脱した2年前の悔しさを晴らす舞台に挑む。

 静かに、ただ確かに熱く燃えていた。MF大島は「あそこで勝ちたかった思いを、ここにぶつけたいという気持ちもある」と心情を語った。

 「あそこ」というのは2年前の東アジアE-1選手権。第2戦の中国戦で先発。軽快な動きを見せていたが、左太腿(だいたい)の肉離れで負傷交代。そのままチームからも離脱となった。「僕自身ケガをして、途中でチームを離脱しなきゃいけなくなったとかいろんな経緯があったので」。これまで何度も負傷に泣かされてきた男だけに、あの悔しさを忘れたことはない。

 香港戦では、川崎のチームメートでもあるMF田中碧とダブルボランチを組むことが濃厚。3バックの布陣を敷くことで、クラブでのプレーとは求められることも異なるが「ポジショニングなどは、やり方を整理しないといけない部分。判断の速さを出せれば良いんじゃないか」とした。

 出場すれば、18年6月8月の親善試合・スイス戦以来となる国際Aマッチ。内なる炎を秘める大島が、日本を2連勝に導く。

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