長友フル出場も5失点大敗 見せ場なし…欧州Lも逃す
「欧州CL・1次リーグA組、パリ・サンジェルマン5-0ガラタサライ」(11日、パリ)
A組でDF長友佑都(33)のガラタサライ(トルコ)は既に決勝トーナメント進出を決めていたパリ・サンジェルマンに0-5で敗れた。長友はフル出場し、チームは最下位に終わった。D組でアトレチコ・マドリード(スペイン)、C組でアタランタ(イタリア)がともに2位で突破を決め、ベスト16が出そろった。来年2、3月に行われる決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選は16日に行われる。
既に敗退が決まっていたガラタサライはパリ・サンジェルマンに5失点で大敗し、欧州リーグに回る3位も逃した。定位置の左サイドでフル出場した長友に見せ場はなく、終了の笛が鳴ると足早にピッチを後にした。
序盤は5バックの布陣で耐えたが、前半32分にネイマールのスルーパスで守備網を破られて先制点を許した。左MFで起用されたネイマールと長友がマッチアップする場面は少なかったが、チームは背番号10に翻弄(ほんろう)されて次々と失点を重ねた。
ホームのパリSG戦は0-1と接戦を演じ、長友も「世界的な選手とやれるのはたまらない」と手応えをつかんでいた。雪辱を期した約2カ月ぶりの再戦では、エムバペらにも決められ終始圧倒された。
強豪レアル・マドリードも入った厳しい組。1勝もできずに最高峰の舞台から去ることになったテリム監督は、「パリSGとレアル・マドリードは格が違った」とビッグクラブとの差を認めた。