なでしこ台湾から9得点!大勝発進 岩渕、田中、池尻2得点 清家は代表初戦でゴール

 日本-台湾 後半、ゴールを決めガッツポーズの清家(左)=釜山(共同)
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 「東アジアE-1選手権、日本9-0台湾」(11日、釜山)

 2010年大会以来、3度目の優勝を目指す日本が台湾に大差で勝利した。

 先制ゴールを奪ったのはエースのFW岩渕真奈(INAC神戸)。前半7分に、ドリブルから左隅に先制ゴールを突き刺した。直後の9分にはFW田中美南(日テレ)が岩渕からのボールをさばき2点目のゴール。さらに17分にFW小林里歌子(日テレ)が3点目を決めた。

 37分にも田中がPKを落ち着いて右隅に決めてこの日自身2ゴール目を奪った。前半終了間際にも松原(ノジマステラ)がチーム5点目を追加した。

 5-0とリードを広げて迎えた後半も力の差を見せた。8分に池尻(韓国・水原WFC)が右サイドの突破で自ら得たPKを決めて代表初ゴール。同21分には左サイドからのFKに清家が頭で合わせ、代表デビュー戦で初得点を挙げた。26分には岩渕がこの日2得点目。試合終了間際にも池尻が決めた。

 高倉麻子監督(51)は大会を前に「私たちがアジアNo.1だと証明したいと思う」と優勝宣言している。

 大会は2年に一度の開催で、東京五輪前、最後の公式大会となる。次戦は14日の中国戦。17日には韓国と対戦する。

【得点者】

 岩渕2(前半7分、後半26分)、田中2(前半9分、38分)、小林(前半16分)、松原(前半44分)、池尻2(後半9分、後半ロスタイム2分)、清家(後半21分)

【先発メンバー】

▽GK 池田咲紀子

▽DF 三宅史織、南萌華、清家貴子、松原有沙

▽MF 栗島朱里、中島依美、遠藤純

▽FW 岩渕真奈、小林里歌子、田中美南

【交代】

 林穂之香(ハーフタイム)=遠藤、池尻茉由(ハーフタイム)=田中、上野真実(後半17分)=小林

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