元日本代表FW川又堅碁、磐田から0円提示で「不甲斐なさにがっかり」 森下俊も退団

 来季J2に降格する磐田が9日、所属する元日本代表FW川又堅碁(30)と、契約満了に伴い来季の契約を更新しないことを発表した。

 川又堅碁は愛媛で06年、07年に特別指定選手を経験した後、08年から新潟に加入。10年にブラジルのカタンドゥベンセ、12年に岡山への期限付き移籍を経験した後、13年にJ1で32試合出場23得点とブレークした。

 14年途中に名古屋に移籍。17年からは磐田でプレーしていた。初年度の17年は14得点、18年は11得点を記録したが、今季は出場8試合1得点にとどまっていた(出場・得点の記録はすべてリーグ戦のもの)。

 川又は「3年間お世話になりました。今年は怪我が続き、チームに貢献できず本当に申し訳なく思っています」と謝罪した。「早く怪我を治してチームに戻りたかったのですが、契約満了に伴い、来季の契約はしないという、サッカー人生初の0円提示を受け、ショックと自分の不甲斐なさにがっかりしています」と心境をつづった。

 「サポーターの皆様には、本当に勇気をもらいましたし、何も返すことが出来ず去らなければならないことをお詫びします。まだまだサッカーをやりたいので、これからチームを探し、もう一度元気な姿を必ずお見せします!!ありがとうございました!!」とサポーターへの思いを明かしている。

 また、磐田はDF森下俊(33)とも来季の契約を更新しないことを発表している。磐田ユース出身で、京都、川崎、横浜FCを経て14年に磐田に復帰した。昨季から出場機会が減り始め、今季はリーグ戦の出場は1試合にとどまっていた。

 「ユース時代からお世話になり、2014年に復帰させてもらいそれから6年間お世話になり、感謝しています。僕に関わってくれたクラブスタッフの皆様ありがとうございました。今年はチームとしても個人としても、悔しいシーズンになってしまいましたが、自分自身まだまだ成長したいですし、必要とされるところでサッカーを続けたいです」とコメント。「直接挨拶できなかった選手、ファン・サポーターの皆さんには、申し訳ありません。ファン・サポーターのみなさんには最後まで応援して頂き、本当にありがとうございました。またどこかで森下俊がサッカーをやっている姿を見せつけたいです。ありがとうございました」ともつづった。

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