初A代表・仲川輝人、激戦区の右サイドに新風吹かす スピード&多彩シュート

 「東アジアE-1選手権」(10日開幕、韓国)

 日本サッカー協会は4日、東アジアE-1選手権に臨む男子代表メンバーを発表した。J1リーグ戦では33節を終えて得点ランクトップタイの15得点を記録しているMF仲川輝人(27)=横浜M=が初選出された。Jリーグでは、スピードや突破力を発揮した多彩なゴールでファン・サポーターを魅了している。

 仲川は2017年まではJ1リーグ戦でのゴールはなかった。16年は町田、17年は福岡とJ2へ期限付き移籍したが、本格的に成績を残し始めたのは昨季から、横浜Mに復帰し24試合に出場9得点をマークした。

 首位に立っている横浜Mの原動力であるのは間違いない。自身が出場した直近5試合で連続ゴールをマークしており、そのどれもが勝敗を左右する重要な得点だった。右サイドを主戦場にし、左足でカーブをかけたシュート、右足でのシュート、中央へカットインしてのシュート、クロスを詰めてのシュートと、“持ってよし、受けてよし”で存在感を示している。右利きだが、左足でも強烈なゴールを決めており、シュートパターンは多彩だ。

 A代表でよく用いられる4バックに2人の守備的MFを配置するフォーメーションの場合は、右MFとして攻撃的な役割を担うことが考えられそうだ。森保ジャパンでは、堂安律(PSV)、久保建英(マジョルカ)、伊東純也(ゲンク)といったアタッカーが揃っている激戦区となる。

 E-1選手権は新戦力の発掘が主な目的になる。仲川がどんな存在感を示すかが注目される。

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