森保ジャパン大敗 山口のミドルで後半1得点も…監督就任後ワーストタイの4失点

 後半、交代しベンチに戻る浅野(右)と森保監督
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 「国際親善試合、日本1-4ベネズエラ」(19日、パナソニックスタジアム吹田)

 森保監督就任後、ワーストに並ぶ4失点を前半だけで喫した日本は、後半に1点を返したものの完敗となった。日本代表の黒星は、今年の6月17日、コパ・アメリカ初戦でチリに0-4で敗れて以来。ワースト失点(同チリ戦の4失点)の更新は免れたものの、戦力の底上げを目的とした試合としては厳しい結果となった。

 もともと、この日にはW杯アジア予選が組み込まれておらず、日本代表はキルギス戦から9人、メンバーを入れ替えていた。MF古橋亨梧(神戸)ら4人が初招集され、新戦力の発掘も期待された。

 しかし、前半33分までにロンドンにハットトリックを達成されるなど4失点。ミスが続き、ボールを奪いにいくポイントも曖昧な覇気の感じられない内容だった。

 後半24分に途中出場のMF山口のミドルが相手選手に当たりゴールに吸い込まれたが、得点は1点のみ。本来の目的である戦力の掘り起こしを考えれば、課題が残った。

 森保監督は、試合終了後、フジテレビ系の中継でのインタビューに、ファン・サポーターへ向けて「期待に応えられなくて残念です」と語った。不振だった前半から後半に盛り返したことには、「後半心折れることなく選手たちが1点でも取り返そう、最後まで戦うというところを応援してくれる方々にお見せしようと続けてくれたのが収穫だと思います」とした。

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