古橋亨梧が代表デビューも!背番号9左右MFでの起用濃厚「どこかでご褒美は来る」

 「国際親善試合、日本-ベネズエラ」(19日、パナソニックスタジアム吹田)

 サッカー日本代表は18日、国際親善試合ベネズエラ戦に向けて、試合会場で冒頭15分間を除く非公開で最終調整を行った。世代別も含め初の代表選出となったMF古橋亨梧(24)=神戸=は代表デビューの可能性もあり、「誰もが憧れる場所。すごく重みは感じている。ゴールに向かう姿勢をどんどん出したい」と意気込んだ。

 夢に描いた舞台が待ち切れない。代表初選出の古橋は「(代表は)誰もが憧れる場所。すごく重みは感じている」と表情を引き締めた。中大時代に全日本大学選抜に選ばれたが、世代別代表の経験はない。J2岐阜から昨夏に神戸移籍。元スペイン代表MFイニエスタ、同FWビジャらの薫陶を受け、今季は出場28試合でチーム2位の9得点を挙げた。今夏にはオランダ1部AZから獲得オファーが届くまでになり、目標と公言してきたA代表にたどり着いた。

 代表では左右MFでの起用が濃厚。神戸では2トップの一角としてプレーするが、元来がウインガーだけに違和感はない。「前めのポジションがどこでもできるのは強み。相手の背後を狙いながら持ち味をどんどん出していければ」とプレーイメージを膨らませた。

 大阪・興国高出身。日本代表MF南野拓実(ザルツブルク)は同級生で誕生日も4日違い。17歳でC大阪でプロデビューした南野は遠い存在だったが、W杯予選で南野が背負った背番号9を受け継いだ。「僕も持ち味がある。そこを出していければ評価もしてもらえる」と自負をにじませた。

 代表デビュー戦でゴールを決めれば史上32人目となる。「チームが勝つために頑張っていれば、どこかでご褒美は来ると思う。そこを確実に決められるようにしたい」。雑草育ちの24歳が、地元関西で大輪の花を咲かせる。

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