森保監督「内容は別として」勝ち点3は「収穫」 選手の粘りや対応能力を評価

 「W杯アジア2次予選、キルギス0-2日本」(14日、ビシケク)

 2次予選8試合のうち前半4試合を全勝で終えた日本代表の森保一監督が試合後、「まずは内容は別として、勝ち点3を、この完全アウェーのなかで積み上げて一歩前進できたところは収穫だと思っています」と振り返った。

 総括として、内容面は「雰囲気的にも完全アウェー、ピッチもミスが多く出る中、キルギスが仕掛けてくる攻撃に対して多くのピンチがありましたが、選手たちが我慢強く、辛抱強く、粘り強く戦ってくれた」と選手をたたえた。「2得点がセットプレーからですけど、勝ったことはよかった。ただ、われわれのレベルアップのために、さらにゲームコントロールをして、勝てるようにということは成長を目指して次に目指して行きたい」と次を見据えた。

 相手3バックの左サイドから斜めにロングキックを蹴り込まれ、マークにずれが生じるなど苦労するシーンがあった。「ハーフタイムであらためてストロングポイントは確認して、送り出しました」として、前戦の永井や、相手の左サイドに対応する、日本の右MF伊東がプレッシャーをかけるなどして、対応していった。「それで守備の選手の負担が軽くなった。攻撃に関しては、選手はパスで崩す、つなぐこともトライしてくれましたが、ピッチ状態を考えて判断して、伊東であり、永井であり、スピードを生かす判断、背後に送ってスピードを生かす判断も入れてくれていたと思います」と選手の判断にも手ごたえをつかんでいるようだった。

 昨年11月に日本でキリンチャレンジ杯で対戦しているが、「われわれにとってのアウェーでは同じ展開にならないと思っていました」。相手のパワー、技術、攻撃力が高いことは予想していたというが、「選手が後手を踏む場面も多かった。そこは次にまた当たりますけど、しっかり警戒していかなければいけないと思います」と、来年6月9日にあるホーム戦を意識していた。

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