南野拓実、貴重なPK奪取「狙っていた部分」 “したたか”に5試合連続弾につなげる

 「W杯アジア2次予選、キルギス0-2日本」(14日、ビシケク)

 国際Aマッチ(日本代表戦)5試合連続ゴールとなる先制PKが決勝点となったMF南野拓実(ザルツブルク)が、自ら奪取して、自ら決めたPKのシーンを振り返った。

 前半39分ごろに、相手陣内でMF伊東が縦パスをターンしようとしたボールがゴール方向に流れてしまった。意図したプレーではないようだったが、ここに南野が走り込んでいた。飛び出してきた相手GKにペナルティーエリア内で倒されてPKをゲット。自ら得たPKをしっかり蹴り込み、アウェーの重苦しい雰囲気の中で貴重な先制点となった。

 PKを奪ったプレーを「こぼれてきたところに反応したんですけど。ああいう部分は狙っていた部分でもある」とした上で、「ゴール前での“したたかさ”っていうのは世界と対戦した時に日本がいつも感じる部分でもあるし、そういう部分を出せてよかったと思います」と、得点に直結する“抜け目なさ”を出せたと振り返った。

 もちろん、その後のPKを決めるまでが重要なプレーだが、重圧について聞かれると「いや。別に」。流れの中で、決定機を相手GKにセーブされるシーンもあったが、「その前に外したことは何も気にならなかったですけど。このチームで初めてPKを蹴って、それが重要な、今日の試合展開的にゴールになると思ったし、決めることができて良かったなと思います」と静かに語った。

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