イニエスタ 盟友・ビジャの引退受け「悲しいニュース」
J1神戸の元スペイン代表FWダビド・ビジャ(37)が13日、神戸市内で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。「サッカーに引退させられるのではなく、自分の意思で引退したい」と決断の理由を明かし、家族やこれまでプレーしたクラブへの感謝を述べた。ラストマッチは神戸が準決勝に進出している天皇杯となり「優勝を成し遂げて引退することが願い」と語った。神戸に初タイトルをもたらし、有終の美を飾る。
イニエスタがビジャの引退を惜しんだ。「もちろん悲しいニュース。もっともっと長い間、一緒にプレーしたいという気持ちはあるが、彼の気持ちを何よりも尊重したい」と盟友への思いを語った。
会見でビジャが「一緒に天皇杯のタイトルを取れれば幸せ」と語ったことには「もちろん私もそう思う。彼にとって素晴らしい有終の美になる。一人のチームメイト、友人として素晴らしいプレゼントができれば、そのために戦いたい」と決意を新たにした。