浦和 痛恨のロスタイム被弾 昇格組・大分に屈辱の「ダブル」食らう
「明治安田生命J1、浦和0-1大分」(18日、埼玉スタジアム)
ホームの浦和が後半ロスタイムに痛恨の失点を喫し、今季J1昇格組である大分に屈辱の「ダブル」を食らった。
前半13分に大分MF松本のシュートがポストをたたくなどピンチをしのいだ浦和は次第にリズムをつかみ、後半は圧倒する。しかし大分の守備を最後のところで崩せず、両チーム得点のないまま3分間のロスタイムに突入した。
ここでも攻め続けた浦和だったが、クリアボールからのカウンターを浴び、最後は大分DF三竿の左サイドからのクロスをFW後藤にファーサイドでヘッドで決められた。
6月30日のアウェーの対戦でも0-2と完敗していた大分には今季2敗。大分は10得点でチームトップスコアラーのFWオナイウが、浦和からの期限付き移籍中のため契約上、浦和戦に出場できない。代役として1トップに起用された後藤が痛烈なゴールを決められた。
浦和は前節の勝利で10位に浮上したが、再び残留争いに巻き込まれることになりそうだ。シュート数15対4と圧倒しながら敗れた大槻監督はDAZNのインタビューに「結果がすべてなので最後しっかりゲームを切れなかったことが残念。ホームで(勝ち点)1でいいってことではないが、少なくとも1は取りたいゲームでした」と悔やんだ。
大分は勝ち点を43に伸ばし、開幕前に掲げた目標の勝ち点45にあと1勝とした。