サッカー代表・森保監督 ジョセフジャパンから学ぶ「共通点たくさんある」

 「W杯アジア2次予選、日本-モンゴル」(10日、埼玉スタジアム)

 サッカー日本代表は7日、W杯カタール大会に向けたアジア2次予選・モンゴル戦に向けて埼玉県内での合宿を開始した。全23人中、20人が海外組ということもあり、初日の練習には13人が参加した。森保一監督(51)は、準備期間が短い中で迎える国内でのW杯予選の初戦に向けて「今できるベストを作っていきたい」と意気込んだ。日本代表は、モンゴル戦後には同予選のタジキスタン戦(15日・ドゥシャンベ)に臨む。

 準備期間の短さを言い訳にするつもりは毛頭ない。合宿初日のピッチに立った選手は、全メンバーの半数程度の13人。3人の国内組をのぞいて、欧州各地からの長距離移動をこなしてきておりコンディション調整は難しいが、練習後の森保監督は「与えられた期間でベストを作るのは当たり前。しっかりと結果を出せるようにしたい」と決意を込めた。

 日本代表を率いる上で、心を大きく揺さぶられることがあった。ジャパンの快進撃が続くラグビーW杯。指揮官は前日の宿舎入り時に「すごいですね。犠牲心と共に、一つのボールをみんなでつないでいく」。献身性と共に細部までこだわって戦うことは、森保ジャパンでも求める部分だ。

 競技は違えど、世界と戦う上での姿勢は同じ。「チームのために仲間のために戦う、つぶれて、お互いを生かしていくのは、われわれもやっていきたいところ。世界で勝っていくために、日本の良さや武器を発揮するという意味では共通点はあるなという見方をしています」と語る。

 エース大迫の不在という事態に対して、システムの変更などで攻撃の形を変えることも「やるかどうかは別として考えています。チームの発展を考えながらやっていきたい」。勝利と共に、成長も追い求めていく。

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