堂安律、スコール問題なし 2日連続で雨降られたけど…劣悪ピッチも想定内

 堂安律
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 「W杯アジア2次予選、ミャンマー-日本」(10日、ヤンゴン)

 W杯アジア2次予選・ミャンマー戦に臨むサッカー日本代表は8日、ヤンゴン市内の試合会場で冒頭15分間をのぞく非公開練習で調整した。前日に続き練習中にスコールに襲われたが、MF堂安律(21)=PSVアイントホーフェン=は想定内として過酷な環境にも動じなかった。試合当日もスリッピーなピッチ状態が予想されるが、積極的に得点を狙う姿勢を貫く。

 打たなければ何も起こらないことは、十分に理解している。予想されるのは、激しい雨に、ぬかるんだピッチ、そしてゴール前に引いて守りを固める相手。堂安は「時にはサイドに張って、クロスというのも大事。雨になるとよりスリッピーになってアクシデントも起こりやすくなる。そういうのも狙っていきながらやっていきたい」と攻略のイメージを膨らませた。

 個人としての成功体験がある。1月のアジア杯初戦。格下のトルクメニスタンに3-2と苦しめられた。決勝点は堂安が左足で放ったミドル弾だった。この日は試合会場であるトゥウンナ・スタジアムでの非公開練習。前日に続き、スコールに見舞われた。ピッチは劣悪な状況だったが、堂安が抱いた感触は「想定内。問題ないかと」。そしてそんな環境だからこそ、積極的にゴールを狙い続けることが「アクシデントにつながる」という。

 初のW杯予選を迎えるに当たっても、21歳のレフティーは自然体。結果のみが求められるW杯予選の重みは「もちろん、考えればどんどん湧き出てくる」。ただ「それを僕が背負うことを先輩たちは期待していない。若手らしい僕のプレーを先輩たちや監督も期待していると思う」。支えてくれる経験豊富な選手たちを信頼し、勢いよく、そして積極的に堂安は攻め続ける。

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