久保建英、過酷環境も前向き U23で2発決めたスタジアム…最年少出場弾へ吉兆

 久保建英
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 「W杯アジア2次予選、ミャンマー-日本」(10日、ヤンゴン)

 サッカー日本代表は7日、W杯アジア2次予選・ミャンマー戦(10日・ヤンゴン)に向けてヤンゴン市内で初練習を行った。ふぞろいな芝に加え、練習開始後に、すさまじいスコールに襲われるなど、過酷な環境での練習となった。同戦でピッチに立てば、日本のW杯予選史上、最年少出場となるMF久保建英(18)=マジョルカ=は、3月のU-23アジア選手権予選でゴールを決めた吉兆の地だけに「他の選手より情報は多いので還元できれば」と語った。

 良いイメージが思い出された。「懐かしいと言ったら変ですけど、久しぶりに来たな、という感じです」。試合会場横の、野ざらしな練習場。半年前を懐かしむように、久保建は語った。

 試合会場のトゥウンナ・スタジアムはU-22代表の一員として臨んだU-23アジア選手権予選の会場。全3戦に出場した久保建は、第2戦の東ティモール戦で2ゴールを挙げた。自身4度目のW杯予選と百戦錬磨なGK川島でさえも「ここまでの環境はなかった」と語るが、久保建は「自分は試合をしているんで。他の選手より情報は多いので還元できたら」と頼もしく語る。

 乾期だった3月とは異なり、現在は雨期のまっただ中。練習中もバケツをひっくり返したような豪雨が襲った。ただ久保建は既にスタッフを通じて雨期のスタジアムの映像を見ながら“予習中”で、ぬかるんだピッチも予想されるが「暑いよりいいので。そこはポジティブに捉えたら良いかな」とどこ吹く風だ。

 パラグアイ戦では初ゴールはお預けとなったが「点が入ればがらっと変わるんじゃないかなと思います。試合に向けてコンディションを上げていきたい」。次こそ、決める。

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