岡崎、近日中にもマラガで登録か クラブが現有選手放出で“サラリー問題”解決へ
サッカースペイン2部リーグ、マラガの日本代表FW岡崎慎司(33)が近くリーグ登録される見通しが出てきた。同クラブのスポーツディレクターであるホセ・ルイス・カミネロ氏(51)が語った。
22日のスペイン紙アスによると、マラガはこのほど所属していたMFオンティベロスをビリャレアルへ放出。移籍金は750万ユーロ(約8億8000万円)で、2部リーグの歴代2番目となる高額売却だという。ほかにもウルグアイ代表のFWミチャエル・サントスを約200万ユーロ(約2億4000万円)でコペンハーゲンへ売却、セネガル代表のMFエンディアイェはヘタフェへレンタル退出することになっている。
ここに来て進んでいる現有選手の放出について、カミネロSDは「すべてが終わればリーガ(機構)が新加入選手の登録について言ってくることになる。我々には登録されていない選手たちがいるが、リーガが登録するように強制することになる」と話している。
スペインリーグ機構はUEFAファイナンシャル・フェアプレー規則に準ずる内部規定により支出がサッカー収入を上回るクラブに対し、新加入選手の登録を認めない罰則を科しており、このほど発表された対象3クラブの中にマラガに入っていた。岡崎は7月末にマラガへ加入したものの、先週末の2部リーグ開幕戦にはベンチ入りしていなかった。