レアルの久保です!バイエルン相手に堂々の実戦デビュー 「黄金の左足」と称賛も

 サッカーのスペイン1部レアル・マドリードに移籍した日本代表MF久保建英(18)が20日、米ヒューストンで行われたバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)との強化試合で実戦デビューを果たした。後半開始とともに出場し、試合は1-3で敗れたが、背番号「26」の白いユニホームで攻撃陣の一角として堂々としたプレーを披露し、第一歩を踏み出した。

 強化試合とはいえ、小競り合いが起き、退場者も出た。強豪同士の意地が垣間見られた一戦で久保建がレアル・マドリードの一員としてピッチに立った。初出場に感慨を抱きながらも「やるしかなかった」と意を決し、左足で存在感を示した。

 後半開始とともに特別ルールで11人全員が入れ替わり、6万人超の観衆の前に姿を現した。

 中盤左に入り、直後から柔らかなタッチでリズムをつくる。後半17分に裏のスペースにパスを送り、決定機を演出。随所で鋭いパスを出し「最低限のプレーではあったのかな」。過度な気負いはなく、トップレベルでも通用するスキルを感じさせた。そんな堂々たる姿をスペイン紙マルカは「久保は傑作の匂いがする。黄金の左足だ」と称賛した。

 移籍1年目は下部チームに所属すると発表されたが、9日からの北米遠征でトップチームへ名を連ねた。MFモドリッチ、FWベンゼマらスター選手と練習を積み「当たり前のように速いし、みんなうまい」と刺激を受けつつ「焦らず徐々に同じレベルに上がっていければ」と足元を見つめる。

 実力を示す実戦の舞台は米国で残り2試合。「感触はつかんだので、もっと積極的にアピールしていければ」。首脳陣に、サポーターにその存在を刻み込む。

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